転職して車通勤したい場合は通勤手当も確認しよう

転職に際して車通勤を考えているなら、求人票に「車通勤可」や「マイカー通勤可」などの記載があることを確認してください。
車通勤が許可されている場合は、通常は社員用の駐車スペースが確保されています。

車通勤にかかる費用を通勤手当として全額支給する会社もあれば、一部支給や一律支給としているところもあります。
通勤手当は法律で義務付けられているものではないので、それぞれの会社の判断でどのくらい支給するかを決めることができます。
支給額は、距離やガソリン代に関わらず定額が支払われる場合があります。
ほかには1kmあたりいくらと決まっていて、勤務先までの距離を計算し支給額を決めます。
あるいは、通勤にかかった距離やルート、ガソリン代に関係なく、決まった額が支給されることもあります。

通勤手当の金額などについて不明な点があれば、面接の時に確認しておきましょう。
会社の中には、車通勤は許可されていても会社に十分な駐車スペースがなく、駐車場を自分で確保しなければならない場合もあります。
駐車場代は、会社が支払うように法律で義務付けられているわけではありません。
全額負担してくれることもあれば、一部だけ負担する場合もあります。
全額自己負担になるところもあるので、事前に確認しましょう。
会社の就業規則はそれぞれの会社によって異なるので、車通勤の場合の通勤手当に関する決まりも現在の会社と同じとは限りません。
通勤に関わることは面接時に確認しても失礼に当たらないので、転職してから慌てないようにしっかりと確認しましょう。

転職してから車通勤になったときに感じやすいストレス

転職先が車通勤を許可していれば、雨の日でも傘を差して歩く必要がなく、会社帰りの寄り道もとても便利になります。
ただ、車通勤ならではの少しストレスになることもあります。

たとえば、家を出る時間が数分違うだけで、赤信号にしょっちゅう引っかかってしまうということがあります。
これは、信号に、系統制御という制御方式が採用されているためです。タイミングが良ければ、次から次と青信号ということもありますが、少しタイミングがずれると度々赤信号で止められます。
道路状況に関連してストレスになる別のことは、追い越しができないエリアでバスの後ろを走ることになった時です。
バス停で止まる度に自分も止まらなければいけないので、急いでいるときは特にストレスになります。

車だと、信号待ちの時にスマホを見たり、粧をしたり、髭を剃ったりしている人もいます。
信号が青に変わってもすぐに発進せず、ストレスを感じることがあるかもしれません。
車通勤だと、ガソリン代の値上がりも気になります。
2022年10月のハイオクの平均価格は179.8円/リットルで、前年より3.1%高くなっています。
レギュラーは169.0円/リットルで、前年より3.36%値上がりしています。
車通勤の「あるある」には、服や靴が適当になるということがあります。
職場の制服を着て出勤するとか、冬でもブーツもはかないということもあります。
その他に、洗車した次の日に雨が降る、朝起きたらフロントガラスが凍結していることなども経験した人が多いのではないでしょうか。